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その瞬間は、あなたから生まれる。 人生観が変わるほどの衝撃が得られる宇宙体感ツアーを通じて、お客様に一生モノの感動体験を その瞬間は、あなたから生まれる。

人生観が変わるほどの衝撃が得られる
宇宙体感ツアーを通じて、
お客様に一生モノの感動体験を

O.N. O.N.

O.N.

企画・開発部
国内旅行チーム
2007年入社 商学部卒

近い将来、宇宙旅行の実現が叫ばれている中、最近では日本でも民間のロケット打上げが行われ、いよいよ人々にとって宇宙が身近なものになってきた。日本旅行では「ロケット打上げ応援ツアー」など、宇宙を体感できるツアー「sola旅クラブ」を実施している。業界からも注目を集めるこの企画は、実は一人の社員の声から生まれたものだ。2007年入社のO.N.。彼が提案し、企画から運営までトータルで手がけている。当初は110周年の記念企画で1回限定のはずだったが、気がつけば、毎年行われるようになり、今では事業の柱になりつつある。このプロジェクトをいかにして実現し、どのようにして広げていったのか。そのプロセスに迫った。

ひとりの社員の
アイデアから始まった

「日本旅行の創業110周年を記念する新しいアイデアはないか?」
いつも通りの昼ごはんの時間、ふだんの会話に混じって、部長から相談を受けた。その問いにNは、宇宙をテーマにした旅を提供するツアー企画を提案した。なぜこの企画を選んだのか? それは、Nが企画・開発部に異動になる前、法人営業としてJAXAや関連企業の支援を行っていたからだ。実際にロケットが打上げられる瞬間を何度も目の当たりにしていた。
「ロケットが宇宙に飛び出す光景やその衝撃は、人生観が変わるくらいのインパクトがあります。あの感動を多くの人に伝えられたら、ビジネスとしても成立すると思いました。部長にも『簡単にはいかない企画だと思いますが、私には経験があり、他社に比べてアドバンテージもあると思います』と自信をもって、提案しました」とNは言う。それを聞き、部長も「そこまでいうなら、やってみろ」と後押しをし、経営会議でもすぐに承認してもらえることになった。それから宇宙センターのある種子島に行き、打上げの時の来島人数や宿泊状況などを町役場や宿泊施設などにヒアリングした。また島の限られた施設や交通手段網でどの程度まで対応できるのかシミュレーションを何度も重ね、商品化の目途をつけることができた。

他社の打上げツアーとは一線を画する
プログラムにこだわった

ロケットの打上げ日時は、2カ月以上前に発表されることはない。ツアーの募集開始が実施の2カ月前というのはかなり短いが、やるしかなかった。しかし、いざ販売してみると、たった1週間で完売に。お客様の期待をひしひしと感じながら、Nはツアーのプログラムをつくりあげていった。
「他社もロケット打上げ見学ツアーを行っていましたが、そのほとんどが打上げ見学をメインにしたような内容でした。でも、私はロケットの打上げの素晴らしさを身をもって理解していたので、宇宙のことや、日本のロケットのこと、そして日本の技術についてもっと知っていただきたいと思い、他社とは一線を画するプログラムをつくりました」。
一生モノの感動体験をより楽しめるように、ロケットの打上げ見学はもちろん、JAXA種子島宇宙センターの見学や、元・JAXA職員の方を招いて、ロケットや宇宙について学べる『宇宙教室』という講演を企画した。また、醍醐味あふれる旅行にするために添乗員にもこだわった。
「ロケットの打上げを体験している添乗員と、そうではない添乗員とでは、たとえばロケットの打上げが延期したときの説明の仕方も異なり、それがサービスの質として現れてきます。だから、必ず添乗員の方は打上げの経験がある人を選びました」。

1回目の苦い経験があったからこそ、
継続できるツアーに成長

準備万端で臨んだロケット打ち上げ応援ツアーだが、なんと打上げ自体は延期になってしまった。打上げ日時が決めっていても、必ず打ち上がるわけではないというのが、このツアーの難しさでもある。
「とても残念でしたが、とても勉強になったツアーでした。というのも、一番の目的であるロケットの打上げを経験できなかったお客様の気持ちと、そのときに、私たちはどんな対応を行うべきかを知る機会にもなったからです」。
「ほぼ1週間で完売」という大きな反響を呼んだことで、引き続きツアーを行うことになったが、「1回目のこの苦い経験があったからこそ、今日まで続くツアーに成長できた」と、Nは言う。今では、打上げが延期になった際には「リベンジをしましょう」と言う参加者も増えてきて、団結感もでてきた。最初は120名の募集人数だったが、29名という少人数の一体感のあるツアーに変更したのも、大きな成功の要因になっている。
「JAXA宇宙教育リーダーの講習を受け、これまでの経験を活かし、今では『宇宙教室』を自身でも行うようになりました。『Nさんのお話を聞いて、子どもが宇宙への道に進むことを決意しました』というお言葉をいただいたときは、お客様の心に残る最高の瞬間をお手伝いできたと思い、うれしかったですね」。

総合力と自由な環境があるから、
いろんな挑戦ができる

種子島のロケット打上げ応援ツアーの成功を通じて、日本旅行の『sola旅クラブ』は、多くの人に知られるようになった。しかし、Nの活動はそれだけにとどまらなかった。「地球で宇宙を感じられるチャンスは、種子島以外にもたくさんある」。そう考えて、さまざまなツアーを企画した。例えば、ロシアのバイコヌール宇宙基地への打上げ見学ツアーや、アメリカのNASA見学も兼ねた皆既日食ツアーなど、本場を体験できるプログラムにもチャレンジ。「夕食会にNASAの元宇宙飛行士をお招きしたり、日本の旅行会社では初めてエデュケーション・センターで、スペシャリストに『宇宙教室』の講義を行っていただいたりして、皆さん大興奮でした」。
こうした大規模なプロジェクトが行えるのも、日本旅行ならではの強みだとNは言う。
「当社は総合旅行会社なので海外事業部も社内にあり、国内旅行しか経験のない私でも、協力し合って、このように海外ツアーを企画・実行することができます。また自由な環境があるからこそ、面白いアイデアを出せば、こんな大規模なプロジェクトも実現できるんだと実感しました」

教育や地方創生など、
他分野との共創も広がる「宇宙体験」

「宇宙を感じる体験ツアーは、まだまだいろんな可能性を秘めています」とNは目を輝かせながら話す。
「今後はロケットの打上げだけでなく、宇宙をフックにした新たなジャンルにおける究極の体験ツアーを仕掛けていく予定です。たとえば、教育旅行事業とコラボして、『宇宙体験』を学生に訴求していくことも構想中です」。
その他にも、たとえば星空体験であれば各地域でも実施できるため、地域活性や地域創生にもつなげることができるという。こうした一つひとつのプロジェクトを実現させ、人気ツアーへと成長させていくこと。それが、この領域の先駆者であるNの切なる想いであり、目標である。

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