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次代を担う、若者が輝き出す――
日本の教育に、新たな「機会」を。

サステナブルな社会を実現するために、
青く、美しい地球を次代につなげるために、
日本旅行は、新たな「教育機会」の創造に挑む。

ソリューション事業本部 教育事業部
2009年入社 総合科学部 人間社会学科卒
N.M.
PROJECT
世界を舞台に商業活動の未来を創り出すブランド・イノベーターが集う、世界初の「持続可能性」をテーマとしたグローバルコミュニティイベントとして、国や職種、職業の垣根を越えた4,000人以上がディスカッションを交わす「サステナブル・ブランド国際会議」。日本旅行は、同会議に参加する高校生を選出する「SB Student Ambassadorブロック大会」を運営している。2019年からスタートした同イベントは、現在では全国9か所で開催されるなど、拡大と発展を続けている。
STORY 01

高校生たちが、
地球の未来を語り合う。

たくさんの人と関わり、喜びや幸せな笑顔を提供したい。そんな想いを抱いて、日本旅行に入社したN.M.。そんな彼女が所属する教育事業部では、2019年から、とある教育イベントの運営プロジェクトを推進している。その名も「SB Student Ambassadorブロック大会」。世界を舞台に商業活動の未来を創り出すブランド・イノベーターが集う、世界初の「持続可能性」をテーマとしたグローバルコミュニティイベントとして、国や職種、職業の垣根を越えた4,000人以上がディスカッションを交わす「サステナブル・ブランド国際会議」に招待する生徒を選出する、事前教育イベントだ。
「このイベントは、日本全国9か所で開催され、1,300名近くの高校生が参加してくれています。高校生たちのユニークかつ鋭い視点は、大人の私たちも舌を巻くほど。プレゼンテーション能力も高く、私たちにとっても学びの多い機会になっているんです」
学校の枠を超えて、複数の高校生が一同に介する。そこで披露される意見やアイデアは、協賛企業にとっても魅力的なものであるようだ。すでに高校生のアイデアを基に商品を開発した事例もあるという。これまでにない「場」や「機会」を提供することで、新たな価値が生まれる。このプロジェクトは、日本旅行のソリューションビジネスを象徴するものだと言えよう。
「旅行ビジネスを通じて培われたネットワークやコンテンツ企画力は、ソリューション創出の原動力になっています。これまでは『旅』に落とし込むことが中心でしたが、今はそれがどんなアウトプットでもいいわけです。仕事の自由度や可能性がさらに広がったと感じています」

STORY 02

「日本旅行にできること」を
示そう。

「サステナブル・ブランド国際会議」の主催者である広告会社と連携して、大会の運営を行う。N.M.の業務はきわめて広範に及ぶ。募集チラシの作成、学生募集受付システムの管理、社内への情報発信、参加者への連絡・管理、大会運営マニュアルの作成……。「中でも苦労したのは、全国の学校に対する参加アプローチだった」とN.M.は話す。同イベントの参加募集は、各支店の営業担当によって実施された。しかし、このビジネスは協賛企業からの協賛金によって成り立っているものだ。参加する高校生がいなければイベントは成立しないが、その営業によって利益が得られることはない。そのギャップが営業担当者の動機を曖昧なものにしていたのだという。
「注力したのは、全国各地の営業担当者とコミュニケーションを密にして、ハラオチしてもらうことでした。確かにこの営業は直接的な数字にはならない。けれど、このイベントを通じて『日本旅行ができること』をお客様に理解していただくことができ、新たなソリューション提案の契機をつくることにつながる。そのメリットをしっかりと理解していただくことができたと思っています」
彼女が話すように、このプロモーション活動は、全国の学校関係者からの信頼を築くことにつながった。コロナ禍において生徒の活動に大きな制限が生まれている中で、「貴重な学びの場を提供してもらった」「本当にありがとう」という声が多く寄せられたのだという。

STORY 03

高校生が「輝く瞬間」に、
至上の喜びを感じた。

大会の運営作業や、参加者の変更などのイレギュラーな対応も見事にこなし、2022年度の「SB Student Ambassadorブロック大会」は無事に終了した。大会の様子を目の当たりにしたとき、N.M.らは、全ての苦労が報われた気持ちになったのだという。
「高校生が活き活きした表情や笑顔を見せてくれた時は、この仕事をやっていて本当によかったと思えます。他校の生徒に交じって、最初は緊張ばかりだった子が、いつの間にか打ち解けて活発にディスカッションを交わしている。大人でも思いつかないような、素晴らしい意見をぶつけ合っている。人が『輝く瞬間』に立ち会えることは、ソリューション事業の醍醐味だと思いますよ」
普段なら出会えない人や知識と出会い、そこで新たな自分が生まれる。このプロジェクトは、日本の教育に新たな「場と機会」を創造するものだ。そして、ここで生まれた成長や学びは、この国の次代を切り拓き、サステナブルな社会を実現する原動力になっていくだろう。
「たくさんの人と関わり、喜びや幸せな笑顔を提供したい。入社時に思い描いた仕事ができていることを心から幸せに思っています。こうした場を通じて、私たちもSDGs達成に向けたアクションや、サステナブルな経営など、多くの学びを得られていることも大きいですね。今後も、さまざまなパートナーと連携しながら、旅行にとどまらない教育ソリューションの創出に貢献していきたいと思っています」

働く職場の雰囲気

ソリューション事業本部 教育事業部

職場の雰囲気について教えてください。
写真は「SB Student Ambassadorブロック大会」で金沢を訪れた時に上司が撮ってくれた写真です。私自身、子育てと仕事を両立しているのですが、それも周囲の皆さんの支えあってのこと。アットホームな雰囲気とお互いを支えあう風土は、このチーム最大の魅力です。
会社の文化・風土について教えてください。
117年の歴史がありながらも、SDGsやDXに率先して取り組んでいく行動力のある会社だと思います。そうした風土は日常にもしっかりと生きていて、一人ひとりの「やりたいこと」をしっかりと応援してくれる環境が整っているんです。
今後の目標を教えてください。
仕事と育児の両立です。まだまだうまく両立できているとはいえないので、もっと段取りよく、働く環境の整備にも貢献していきたいと思っています。ライフステージが変化しても、リモートワークなどを上手に活用しながら、女性がより長く、活き活きと活躍できる職場にしていきたいですね。

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